【JavaScript】parseInt()関数の使い方と例


JavaScriptには、文字列を解析して整数を返す便利な関数がいくつか用意されています。その中でも、parseInt()関数は特に文字列を解析して整数に変換するのに役立ちます。この記事では、parseInt()関数の使い方と実際の例について説明します。

目次

parseInt()関数とは

parseInt()関数は、与えられた文字列を解析して整数に変換します。この関数は、文字列の先頭から数字を解析し、数字として解釈できなくなるまでの部分を整数として返します。また、解析する際に基数(進数)を指定することもできます。

parseInt()関数の使い方

parseInt()関数は以下のように使います。

parseInt(string, radix)

ここで、stringは解析したい文字列であり、radixは基数を表します。radixが省略された場合、またはradixが0や未指定の場合、parseInt()は基数10を使って解析します。

parseInt()関数の例

  1. 数値を含む文字列を解析する例:
console.log(parseInt('42')); // 42
console.log(parseInt('1234')); // 1234
console.log(parseInt('0xFF', 16)); // 255
  1. 数値以外の文字列を解析する例:
console.log(parseInt('Hello')); // NaN
console.log(parseInt('42 is a number')); // 42
console.log(parseInt('10 20 30')); // 10
  1. 基数を指定して解析する例:
console.log(parseInt('1010', 2)); // 10 (2進数)
console.log(parseInt('1010', 8)); // 520 (8進数)
console.log(parseInt('1010', 16)); // 4112 (16進数)

parseInt()関数の注意点

  • parseInt()関数は、与えられた文字列を整数に変換しようとしますが、変換できない場合はNaNを返します。
  • parseInt()関数は、文字列の先頭から数字を解析し、数字として解釈できなくなるまでの部分を整数として返します。

まとめ

JavaScriptのparseInt()関数は、与えられた文字列を整数に変換するのに便利な関数です。この関数を使うことで、文字列から数値への変換が容易になります。

この記事を参考にして、parseInt()関数を使ったコードを書いてみてください。

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