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構文
C言語の構文は、プログラミング言語における文法やルールの集まりです。これを理解することで、コンピュータに正確な指示を与えることができます。基本的な構文を学ぶことは、C言語を使ってプログラムを書く上で欠かせません。
まず、C言語の基本的な構文をいくつか見てみましょう。
コメント
// これは一行コメントです。プログラムの説明などを書くことができます。
/*
これは複数行のコメントです。
複数行にわたる説明を書くことができます。
*/
文
C言語の文はセミコロン ;
で終わります。文はコンピュータに実行させたい命令です。
int x; // 変数の宣言
x = 5; // 値の代入
printf("Hello, world!"); // 出力
ブロック
{}
を使って、関連する文をまとめることができます。ブロック内の文は一つのまとまりとして扱われます。
if (condition) {
// 条件が真の場合に実行する文
} else {
// 条件が偽の場合に実行する文
}
関数
関数は特定のタスクを実行するためのブロックです。C言語では関数を作成し、必要なときにそれを呼び出すことができます。
// 関数の宣言
int add(int a, int b) {
return a + b;
}
// 関数の呼び出し
int result = add(3, 5);
ループ
同じ処理を繰り返すために、for
や while
ループを使います。
for (int i = 0; i < 5; i++) {
// 5回繰り返す処理
}
int j = 0;
while (j < 10) {
// 条件が成り立つ間、繰り返す処理
j++;
}
これらの構文はプログラミングにおける基本的な骨組みです。慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、少しずつコードを書いてみて、実際に動かしてみることが大切です。しっかり基本構文をマスターすることで、より複雑なプログラムを書く土台を築くことができます。