C言語:プリプロセッサ命令とは?

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プリプロセッサ命令

プリプロセッサ命令は、C言語のプログラムをコンパイルする前に特定の処理を行うための指示です。以下に具体的な命令を詳しく説明します。

#include

この命令は、外部のファイルをプログラムに組み込むために使います。例えば、#include <stdio.h>と書くことで、stdio.hというファイル内にある関数や定義をあなたのプログラムに追加できます。これによって、printf()などの標準的な関数を使えるようになります。

#define

#defineは、プログラム内でシンボルや定数、マクロを定義するために使用されます。例えば、#define PI 3.14159と書くことで、PI3.14159と置き換えることができます。また、マクロを使って簡単な計算や条件分岐を行うこともできます。例えば、#define MAX(x, y) ((x) > (y) ? (x) : (y))は、2つの値のうち大きい方を返すマクロです。

これらの命令は、プログラムの再利用性を高めたり、コードを整理して見やすくするのに役立ちます。特に、#includeは外部ライブラリや自作関数を効果的に使うために欠かせないものです。また、#defineを使うことで、コード内の値を名前で管理し、後で修正する際に簡単に変更できるので、プログラムの保守性が向上します。

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