【Java】Stringクラスのcontains()メソッドの使い方と例

Javaプログラミングにおいて、文字列操作は非常に一般的なタスクです。特定の文字列が別の文字列内に存在するかどうかを知りたい場合、JavaのStringクラスのcontains()メソッドは非常に便利です。

この記事では、contains()メソッドの使い方と例を詳しく解説します。

contains()メソッドとは

JavaのStringクラスには、文字列内に特定の文字列が含まれているかどうかを調べるための便利なメソッドがいくつか用意されています。その中でも、contains()メソッドは特に便利で、指定された文字列が対象の文字列に含まれているかどうかを調べることができます。

contains()メソッドの構文

public boolean contains(CharSequence s)

contains()メソッドは、引数としてCharSequence（文字列）を受け取り、その文字列が対象の文字列に含まれているかどうかを真偽値で返します。もしも含まれていればtrueを返し、含まれていなければfalseを返します。

contains()メソッドの使用例

以下に、contains()メソッドの使用例を示します。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        String str = "Java programming is fun";
        
        // 文字列内に"Java"が含まれているかどうかをチェックする
        boolean result1 = str.contains("Java");
        System.out.println("Result 1: " + result1); // true
        
        // 文字列内に"python"が含まれているかどうかをチェックする
        boolean result2 = str.contains("python");
        System.out.println("Result 2: " + result2); // false
    }
}

上記の例では、与えられた文字列strが"Java programming is fun"であり、この文字列内に"Java"が含まれているため、result1はtrueになります。一方で、"python"は含まれていないため、result2はfalseになります。

contains()メソッドの注意点

• contains()メソッドは、大文字と小文字を区別します。つまり、対象の文字列内に含まれている文字列が大文字であっても小文字であっても、区別します。
• 引数にnullを渡すと、NullPointerExceptionが発生します。したがって、引数がnullでないことを確認してからメソッドを呼び出す必要があります。

まとめ

Javaのcontains()メソッドは、指定された文字列が対象の文字列内に含まれているかどうかを調べるための便利なメソッドです。大文字と小文字を区別する点や、引数にnullを渡すと例外が発生する点に注意して使用することで、効果的に文字列の検索を行うことができます。

これで、JavaのStringクラスのcontains()メソッドについての基本的な理解が得られたはずです。