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ファイル入出力
ファイル入出力は、プログラムでファイルにデータを書き込んだり、ファイルからデータを読み込んだりする方法を指します。これにより、プログラムの実行中に生成された情報を永続的に保存したり、外部からの情報を取り込んだりすることが可能になります。
まず、ファイルを開くところから始めます。fopen
関数を使って、ファイルへのポインタを取得します。このポインタは、その後のファイル操作で使われます。
FILE *filePointer; // ファイルへのポインタを宣言
filePointer = fopen("ファイル名", "モード");
ここで、”ファイル名”は操作するファイルの名前を指定し、”モード”はファイルを開く目的(読み書きなど)を示します。
ファイルを開いたら、次はファイルへの書き込みと読み取りです。書き込む際にはfprintf
を、読み取る際にはfscanf
を使います。
// ファイルへの書き込み
fprintf(filePointer, "書き込む内容");
// ファイルからの読み取り
fscanf(filePointer, "読み取るフォーマット", &変数);
そして、操作が終わったらファイルを閉じます。
fclose(filePointer); // ファイルを閉じる
ファイルを開くとメモリリソースを使用するので、操作が終わったら必ず閉じるようにしましょう。
ファイル入出力は、プログラムで情報を保持し、外部とのデータのやり取りを可能にします。しっかりとしたファイルのオープンとクローズの手順を覚え、データを永続的に保存できるようにしましょう。