【Python】変数とは?基本から学ぶ変数の定義と使い方

エンジニア:プロくん

Pythonの変数とデータ型の基礎を詳しく解説します。

当記事では変数の宣言から各データ型の利用までを具体的なコード例を交えて
Python初心者の方に、わかりやすく説明していきます!


目次

Pythonの変数とは?

変数は、データを格納するための箱のようなものです。
変数には異なる種類のデータを格納できます。
変数を定義するには、変数名を指定し、それに値を代入します。

Pythonの変数名はどう決めるの?

新人:グラミちゃん

変数は箱のようなもので値を入れるものって分かったけど
変数名ってどう決めればいいの?

エンジニア:プロくん

変数名の決め方は以下の通りだよ!

命名規則

変数名に使えるもの:

  • 変数名には、英字(aからz、AからZ)、数字(0から9)、アンダースコア(_)が使えます。
    例: my_variable, age_1, _count

変数名で始めることができないもの:

  • 変数名は数字で始めることはできませんが、変数名の途中には数字を使えます。例外的に、変数名はアンダースコアで始めることはできます。
    例: _start_with_underscore, variable123

予約語に注意:

  • Pythonの予約語(特別な意味を持つ単語)は変数名として使えません。
    例: if, else, for, while

意味がわかりやすい変数名を使う:

  • 変数名はできるだけ何を表しているか分かりやすくするため、変数名で意味がわかりやすい名前を使います。
    例: user_name, total_score, average_salary

変数名はスネークケースを使う:

  • 変数名では、単語の間をアンダースコアでつなぐ「スネークケース」が一般的です。
    例: my_variable_name, total_score
新人:グラミちゃん

これに気を付けて変数名を決めるようにする!

Pythonの変数(箱)に値を代入する方法

新人:グラミちゃん

変数名を決めた次は値を入れるんだよね
値の入れ方はどうすればいい?

エンジニア:プロくん

そうだね変数に値を入れるには
以下のように書くよ!

# 変数の定義と値の代入
age = 25
name = "John"
height = 175.5
新人:グラミちゃん

これで、
変数ageには整数(25)
変数nameには文字列(”John”)
変数heightには浮動小数点数(175.5)
が代入されてるってことだね!

これで変数(箱)に値が入った!

Pythonの変数 まとめ

  • 変数とは箱のような物
  • 変数名の決め方はルールに沿って決める
  • 変数に値を入れる時は 変数名=値で代入する

Pythonのデータ型とは?

Pythonにはいくつかの基本的なデータ型があります。主なデータ型には以下があります。

以下のデータ型は、Pythonの基本的なデータ型の一部であり、それぞれ異なる用途に適しています。

データ型は動的型付け言語であるPythonの特徴の一部であり、変数が実行時に自動的に型が決定されます。

エンジニア:プロくん

動的型付け言語っていうのは、
変数(データを入れる入れ物みたいなもの)の種類をプログラムを書くときにはっきり決めなくてもいいプログラミングのやり方です。

例えば、変数に数字を入れたり、言葉を入れたりするとき、プログラムが自動的に「これは数字だよ」とか「これは言葉だよ」と判断してくれるんです。

だから、変数の型を気にせずに、
楽にプログラムを書くことができるんです。

1. 整数型 (int)

整数型は整数を表現するためのデータ型です。

num1 = 10
num2 = -5

2. 浮動小数点型 (float)

浮動小数点型は実数(小数)を表現するためのデータ型です。

pi = 3.14 
height = 5.9

3. 文字列型 (str)

文字列型はテキストデータを表現するためのデータ型です。文字列はシングルクォートまたはダブルクォートで囲みます。

name = "Alice" 
message = 'Hello, World!'

4. ブール型 (bool)

ブール型は真(True)または偽(False)の値を表現するためのデータ型です。

is_student = True 
is_adult = False

Pythonでデータの型の確認するには?

エンジニア:プロくん

なんのデータ型になっているかを確認したい場合には
type() 関数を使用して
以下のようにすれば型が何かが分かるよ!

print(type(age))      # <class 'int'> 
print(type(name))     # <class 'str'>
print(type(height))   # <class 'float'>
新人:グラミちゃん

ほんとだ!
ageは整数型
nameは文字列型
floatは浮動小数点型
って分かるね!

エンジニア:プロくん

pythonのデータの型の確認方法は他の記事で詳しく紹介してます!

Python 型変換

異なるデータ型の変数同士を組み合わせる際には、必要に応じて型変換を行います。

num_str = "25"
converted_num = int(num_str)
エンジニア:プロくん

ここでは文字列として与えられた数字を整数に変換しています。
具体的には、num_strという変数に文字列 “25” が格納されており、
それをint()関数を使用して整数に変換し、
その結果をconverted_numという変数に格納しています。
これにより、converted_numには整数値 25 が代入されます。

pythonの型の変換方法は別記事で紹介してますのでどうぞ!

まとめ

エンジニア:プロくん

これで初心者の方でもPythonの変数とデータ型について基本的な理解を得ることができるでしょう。
これらの基本的な概念をマスターすることで、より複雑なプログラムの構築が可能になります。

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