【Python応用】whileループでのbreakとcontinueの使い方

Pythonのwhileループは、特定の条件が満たされている間、ブロック内のコードを繰り返し実行します。しかし、時には特定の条件下でループを中断したり、特定の条件を満たす場合に一部のコードをスキップしたりする必要があります。そのような場合には、Pythonのbreak文とcontinue文が役立ちます。

この記事では、Pythonのwhileループ内でのbreakとcontinue文の使い方について解説します。


目次

whileループでのbreakとcontinueの使い方

Pythonのwhileループは、特定の条件が満たされている間、ブロック内のコードを繰り返し実行します。このループ内で、breakとcontinue文を使うことで、特定の条件下でループを中断したり、次の繰り返しに進んだりすることができます。

break文の使い方

break文は、ループの中で特定の条件が満たされた時に、そのループから直ちに抜け出すために使われます。例えば、ある条件が成立した場合にループを終了する必要がある場合にbreak文を使用します。

例えば、以下のコードでは、ループが10回繰り返され、iが5の時にループが中断されます。

i = 1
while i <= 10:
    print(i)
    if i == 5:
        break
    i += 1

continue文の使い方

continue文は、ループ内の特定の条件が満たされた場合に、その時点での繰り返しを終了し、次の繰り返しに進むために使われます。つまり、ループ全体を中断するのではなく、その時点での繰り返しをスキップして次の繰り返しに進むことができます。

例えば、以下のコードでは、iが5の場合にはループの中身を実行せずに次の繰り返しに進みます。

i = 1
while i <= 10:
    if i == 5:
        i += 1
        continue
    print(i)
    i += 1

まとめ

  • break文は、ループ内で条件が満たされた時点で、そのループを直ちに終了します。
  • continue文は、特定の条件が満たされた場合に、その時点での繰り返しをスキップし、次の繰り返しに進みます。

これらの文を使うことで、より柔軟な制御構造を持つPythonのwhileループを作成することができます。

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