【Python応用】条件付きforループとは?


Pythonには、リストやイテレータなどの要素を繰り返し処理するための便利な機能が多数あります。その中でも、条件付きforループは特に便利で、特定の条件を満たす要素だけを取り出して処理することができます。この記事では、Pythonの条件付きforループについて詳しく解説します。

目次

条件付きforループとは?

Pythonの条件付きforループは、forループの内部に条件式を組み込むことで、特定の条件を満たす要素だけを繰り返し処理するための方法です。これにより、簡潔で効率的なコードを書くことができます。条件付きforループを使うことで、リストやイテレータから要素を選択する際にif文を使用せずに済みます。

Pythonの条件付きforループの構文

Pythonの条件付きforループの基本的な構文は以下の通りです。

for 要素 in イテラブル:
    if 条件式:
        処理

この構文では、forキーワードを使ってイテラブル(リストやタプルなどの反復可能なオブジェクト)から要素を取り出し、その要素が条件式を満たすかどうかを確認して処理を行います。

条件付きforループの例

まず、リスト内の偶数だけを取り出す例を見てみましょう。

numbers = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10]

for num in numbers:
    if num % 2 == 0:
        print(num)

このコードでは、リストnumbers内の各要素を順に取り出し、その要素が偶数であるかどうかを判定しています。偶数の場合はそのまま要素を出力します。

次に、リスト内の要素のうち特定の条件を満たすものだけを取り出す例を見てみましょう。

ages = [22, 35, 18, 42, 25, 30]

for age in ages:
    if age >= 30:
        print(age)

このコードでは、リストages内の各要素を順に取り出し、その要素が30以上であるかどうかを判定しています。条件を満たす要素だけが出力されます。

まとめ

Pythonの条件付きforループは、forループの中に条件式を組み込むことで特定の条件を満たす要素だけを繰り返し処理するための便利な機能です。これを使うことで、シンプルで効率的なコードを書くことができます。是非、条件付きforループを活用して、より洗練されたPythonプログラムを作成してみてください!

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