【5分で分かる】javascript 変数とは何か、宣言の仕方まで解説!

javascript 変数

JavaScriptにおける変数って一体何なのでしょうか?

そして、どうやって宣言するのか気になりませんか?

この記事では、たった5分でJavaScriptの変数について理解し、
宣言の方法までマスターしましょう!

目次

javascriptの変数とは?

新人:グラミちゃん

変数っていうのがあるらしいんだけど、なんだろう?

エンジニア:プロくん

ああ、そうだね!変数はプログラムでデータを保存するための箱みたいなものなんだ。例えば、数字や言葉を入れておいて、それを使うことができるんだよ。

変数は、プログラムで使うデータを一時的に保存するための箱です。

例えば、数値や文字列、オブジェクトなど、様々な種類のデータを変数に入れて扱うことができます。

変数の宣言って?

エンジニア:プロくん

変数を使う前に、その箱(変数)を作る必要があって

変数の宣言(書き方)にはいくつかの方法があるんだ。

新人:グラミちゃん

なるほど、どうやって書くの?

エンジニア:プロくん

いくつかの方法があるんだけど、昔のやり方としてvarっていうキーワードを使ったりするんだ。例えばこんな感じ。

var x = 10; 
var message = "こんにちは、世界!";
新人:グラミちゃん

なるほど、これが変数の宣言(書き方)なんだね!

エンジニア:プロくん

varは昔のやり方で、使い方にはちょっとした注意が必要だから
最近ではletを使うことが多いんだよ。

新人:グラミちゃん

letって?

エンジニア:プロくん

letを使うと、ブロック内で変数を使うときに
スマートになるんだ。例えばこんな感じ。

let y = 20; 
let greeting = "こんにちは!";
新人:グラミちゃん

なるほど、でも、何か違いがあるの?

エンジニア:プロくん

そうなんだよ。letはブロック内での変数の使い方が適切で、varだとちょっとしたトラブルが起きることがあるんだ。

新人:グラミちゃん

なるほど、他には?

エンジニア:プロくん

他にはconstがあるよ。
constは一度値を入れたら変更できない定数を作るための方法だよ。例えばこんな感じ。

const PI = 3.14; 
const userName = "太郎";
新人:グラミちゃん

なるほど、これで定数を作れるんだね。勉強になったよ、ありがとう!

エンジニア:プロくん

どういたしまして!これで変数の基本が分かったね。試してみてね!

varは古い書き方で、letconstを適切に選択して使うことが
一般的なプログラミングの慣習となっています。

変数の名前の付け方は?

変数の名前を考えるときには、プログラムを読む人が分かりやすいように工夫することが重要です。

以下のポイントを覚えて、良い変数名を選びましょう。

1. 小文字とアンダースコアを使います。

悪い例: MyVariable
良い例: my_variable

エンジニア:プロくん

変数名は小文字で始め、必要に応じて
単語を続けるときにはアンダースコアを使うんだ。
これによって読みやすくなるよ!

新人:グラミちゃん

なるほど見やすくなった!

2. 意味のある名前を選びます。

悪い例: a, temp
良い例: user_age, total_score

エンジニア:プロくん

変数名はその役割や中身が分かりやすい名前にしよう!
これによって他のプログラマがコードを理解しやすくなるよ。

新人:グラミちゃん

なんの変数か分かりやすいね!

3. 複数の単語を使う場合、キャメルケース(camelCase)を使

悪い例: user_age, user-age, userage
良い例: userAge

エンジニア:プロくん

キャメルケースは単語の先頭を小文字で始め
次の単語の先頭は大文字にする命名規則だよ。
これによって単語の区切りが明確になり、可読性が向上するよ。

新人:グラミちゃん

なるほど見やすくなったね!

エンジニア:プロくん

例題を見てみよう!

悪い例:

let a = 25; 
let b = "John";
エンジニア:プロくん

これでは変数が何を表しているか分かりにくい。
それでは良い例に変えてみましょう

良い例:

let userAge = 25; 
let userName = "John";
エンジニア:プロくん

これで変数が年齢とユーザー名を表していることが一目で分かりますね。良い変数名を選ぶことで、コードの可読性が飛躍的に向上します。

新人:グラミちゃん

本当だねえ!

JavaScriptデータの種類

JavaScriptでは、変数に入れるデータにはいくつかのタイプがあります。

これらは、異なる種類の情報を扱うのに使われます。まず、基本的なデータタイプを見ていきましょう。

1. 数値(Number)

数値は簡単に言うと数字のことです。整数や小数を表します。

エンジニア:プロくん

例えば、年齢や温度、計算結果などが数値として使われるよ

let age = 25;         // 年齢を表す変数を作成し、初期値を25に設定
let pi = 3.14;        // 円周率を表す変数を作成し、初期値を3.14に設定
let temperature = -5;  // 温度を表す変数を作成し、初期値を-5に設定

2. 文字列(String)

文字列はテキストを意味します。名前や挨拶、文章などを文字列として扱います。

文字列はシングルクォートまたはダブルクォートで囲まれます。

エンジニア:プロくん

例えば名前とか文章を入れたりするよ!

let greeting = "Hello, World!";  // "Hello, World!"という文字列で挨拶を表す変数を作成
let name = 'Alice';              // 'Alice'という文字列で名前を表す変数を作成

3. 真偽値(Boolean)

真偽値は、true(真)かfalse(偽)のどちらかです。
主に条件判定やプログラムの流れの制御に使います。

let isAdult = true;          // 成人かどうかを表す変数を作成し、初期値をtrue(成人)に設定
let hasPermission = false;   // 許可があるかどうかを表す変数を作成し、初期値をfalse(許可なし)に設定

4. オブジェクト(Object)

オブジェクトは、異なる情報をまとめて管理するためのものです。人物の情報や商品情報など、関連性のあるデータをひとまとめにするのに使います。

let person = {
  name: "John",      // プロパティ: "name"、値: "John"
  age: 30,           // プロパティ: "age"、値: 30
  isStudent: false   // プロパティ: "isStudent"、値: false
};

5. 配列(Array)

配列は、複数の値を一度に扱うためのものです。リストのように、順序を持ったデータを管理するのに使います。

let colors = ["red", "green", "blue"];    // 色のリストを表す配列
let numbers = [1, 2, 3, 4, 5];             // 数字のリストを表す配列

変数の使い方

変数はただデータを保存するだけでなく、様々な操作もできます。

変数の更新

let count = 5; 
count = count + 1; // countは今や6
エンジニア:プロくん

このコードは、変数 count に最初に 5 を代入し、
その後で count1 を加えています。
結果として、count の値は 6 になります。

変数の結合

let firstName = "太郎"; 
let lastName = "山田"; 
let fullName = firstName + " " + lastName; // fullNameは"太郎 山田"
エンジニア:プロくん

このコードは、変数 firstName に “太郎”、変数 lastName に “山田” という文字列を代入し、その後で fullName という変数を作成して、firstNamelastName を結合しています。

まとめ

  1. 変数とは?
    • プログラム内でデータを一時的に保存する箱。
    • 数値、文字列、オブジェクトなどの様々なデータを格納可能。

  2. 変数の宣言方法
    • var(昔のやり方)、let(新しい方法)、const(定数の宣言)がある。
    • letが最近の主流で、ブロック内でスマートな変数の扱いが可能。

  3. 変数の名前の付け方
    • 小文字とアンダースコア、意味のある名前、キャメルケース(camelCase)の使用が推奨される。
    • 読みやすさ向上のために重要。

  4. JavaScriptデータの種類
    • 数値、文字列、真偽値、オブジェクト、配列などが利用可能。
    • 各データタイプは異なる情報を表現するために使用される。

  5. 変数の使い方
    • 変数はデータの保存だけでなく、更新や結合も可能。let count = 5; count = count + 1; など。
エンジニア:プロくん

これで、JavaScriptの変数の基本が分かりましたね!これらの基本をマスターすることで、より良いプログラムを書くことができるようになります。じっくりと試してみてください!

新人:グラミちゃん

ラジャー!

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