javascriptの変数とは?
変数っていうのがあるらしいんだけど、なんだろう?
ああ、そうだね!変数はプログラムでデータを保存するための箱みたいなものなんだ。例えば、数字や言葉を入れておいて、それを使うことができるんだよ。
変数は、プログラムで使うデータを一時的に保存するための箱です。
例えば、数値や文字列、オブジェクトなど、様々な種類のデータを変数に入れて扱うことができます。
変数の宣言って?
変数を使う前に、その箱(変数)を作る必要があって
変数の宣言(書き方)にはいくつかの方法があるんだ。
なるほど、どうやって書くの?
いくつかの方法があるんだけど、昔のやり方としてvar
っていうキーワードを使ったりするんだ。例えばこんな感じ。
var x = 10;
var message = "こんにちは、世界!";
なるほど、これが変数の宣言(書き方)なんだね!
var
は昔のやり方で、使い方にはちょっとした注意が必要だから
最近ではlet
を使うことが多いんだよ。
let
って?
let
を使うと、ブロック内で変数を使うときに
スマートになるんだ。例えばこんな感じ。
let y = 20;
let greeting = "こんにちは!";
なるほど、でも、何か違いがあるの?
そうなんだよ。let
はブロック内での変数の使い方が適切で、var
だとちょっとしたトラブルが起きることがあるんだ。
なるほど、他には?
他にはconst
があるよ。const
は一度値を入れたら変更できない定数を作るための方法だよ。例えばこんな感じ。
const PI = 3.14;
const userName = "太郎";
なるほど、これで定数を作れるんだね。勉強になったよ、ありがとう!
どういたしまして!これで変数の基本が分かったね。試してみてね!
var
は古い書き方で、let
とconst
を適切に選択して使うことが
一般的なプログラミングの慣習となっています。
変数の名前の付け方は?
変数の名前を考えるときには、プログラムを読む人が分かりやすいように工夫することが重要です。
以下のポイントを覚えて、良い変数名を選びましょう。
1. 小文字とアンダースコアを使います。
悪い例: MyVariable
良い例: my_variable
変数名は小文字で始め、必要に応じて
単語を続けるときにはアンダースコアを使うんだ。
これによって読みやすくなるよ!
なるほど見やすくなった!
2. 意味のある名前を選びます。
悪い例: a
, temp
良い例: user_age
, total_score
変数名はその役割や中身が分かりやすい名前にしよう!
これによって他のプログラマがコードを理解しやすくなるよ。
なんの変数か分かりやすいね!
3. 複数の単語を使う場合、キャメルケース(camelCase)を使う
悪い例: user_age
, user-age
, userage
良い例: userAge
キャメルケースは単語の先頭を小文字で始め、
次の単語の先頭は大文字にする命名規則だよ。
これによって単語の区切りが明確になり、可読性が向上するよ。
なるほど見やすくなったね!
例題を見てみよう!
悪い例:
let a = 25;
let b = "John";
これでは変数が何を表しているか分かりにくい。
それでは良い例に変えてみましょう。
良い例:
let userAge = 25;
let userName = "John";
これで変数が年齢とユーザー名を表していることが一目で分かりますね。良い変数名を選ぶことで、コードの可読性が飛躍的に向上します。
本当だねえ!
JavaScriptデータの種類
JavaScriptでは、変数に入れるデータにはいくつかのタイプがあります。
これらは、異なる種類の情報を扱うのに使われます。まず、基本的なデータタイプを見ていきましょう。
1. 数値(Number)
数値は簡単に言うと数字のことです。整数や小数を表します。
例えば、年齢や温度、計算結果などが数値として使われるよ
let age = 25; // 年齢を表す変数を作成し、初期値を25に設定
let pi = 3.14; // 円周率を表す変数を作成し、初期値を3.14に設定
let temperature = -5; // 温度を表す変数を作成し、初期値を-5に設定
2. 文字列(String)
文字列はテキストを意味します。名前や挨拶、文章などを文字列として扱います。
文字列はシングルクォートまたはダブルクォートで囲まれます。
例えば名前とか文章を入れたりするよ!
let greeting = "Hello, World!"; // "Hello, World!"という文字列で挨拶を表す変数を作成
let name = 'Alice'; // 'Alice'という文字列で名前を表す変数を作成
3. 真偽値(Boolean)
真偽値は、true
(真)かfalse
(偽)のどちらかです。
主に条件判定やプログラムの流れの制御に使います。
let isAdult = true; // 成人かどうかを表す変数を作成し、初期値をtrue(成人)に設定
let hasPermission = false; // 許可があるかどうかを表す変数を作成し、初期値をfalse(許可なし)に設定
4. オブジェクト(Object)
オブジェクトは、異なる情報をまとめて管理するためのものです。人物の情報や商品情報など、関連性のあるデータをひとまとめにするのに使います。
let person = {
name: "John", // プロパティ: "name"、値: "John"
age: 30, // プロパティ: "age"、値: 30
isStudent: false // プロパティ: "isStudent"、値: false
};
5. 配列(Array)
配列は、複数の値を一度に扱うためのものです。リストのように、順序を持ったデータを管理するのに使います。
let colors = ["red", "green", "blue"]; // 色のリストを表す配列
let numbers = [1, 2, 3, 4, 5]; // 数字のリストを表す配列
変数の使い方
変数はただデータを保存するだけでなく、様々な操作もできます。
変数の更新
let count = 5;
count = count + 1; // countは今や6
このコードは、変数 count
に最初に 5
を代入し、
その後で count
に 1
を加えています。
結果として、count
の値は 6
になります。
変数の結合
let firstName = "太郎";
let lastName = "山田";
let fullName = firstName + " " + lastName; // fullNameは"太郎 山田"
このコードは、変数 firstName
に “太郎”、変数 lastName
に “山田” という文字列を代入し、その後で fullName
という変数を作成して、firstName
と lastName
を結合しています。
まとめ
- 変数とは?
- プログラム内でデータを一時的に保存する箱。
- 数値、文字列、オブジェクトなどの様々なデータを格納可能。
- 変数の宣言方法
var
(昔のやり方)、let
(新しい方法)、const
(定数の宣言)がある。let
が最近の主流で、ブロック内でスマートな変数の扱いが可能。
- 変数の名前の付け方
- 小文字とアンダースコア、意味のある名前、キャメルケース(camelCase)の使用が推奨される。
- 読みやすさ向上のために重要。
- JavaScriptデータの種類
- 数値、文字列、真偽値、オブジェクト、配列などが利用可能。
- 各データタイプは異なる情報を表現するために使用される。
- 変数の使い方
- 変数はデータの保存だけでなく、更新や結合も可能。
let count = 5; count = count + 1;
など。
- 変数はデータの保存だけでなく、更新や結合も可能。
これで、JavaScriptの変数の基本が分かりましたね!これらの基本をマスターすることで、より良いプログラムを書くことができるようになります。じっくりと試してみてください!
ラジャー!