【javascript応用】if文とswitch文の書き換え方法

JavaScriptでは、条件に応じて異なる処理を実行するためにif文やswitch文が使われます。
しかし、これらの制御構造は、コードを煩雑にしたり冗長にしたりする可能性があります。
この記事では、if文とswitch文をより効率的に書き換える方法について見ていきます。

目次

if文の書き換え

if文は条件ごとに分岐するのに便利ですが、多くの条件を持つ場合や複雑な条件を扱う場合にはコードが複雑になりがちです。その代わりに、次のような方法を使ってif文を書き換えることができます。

論理演算子を使用する

複数の条件を組み合わせてif文をシンプルにするために、論理演算子を使用する方法があります。

例:

if (x === 1 || x === 2 || x === 3) {
    // 処理
}

を次のように書き換えることができます。

if ([1, 2, 3].includes(x)) {
    // 処理
}

三項演算子を使用する

if文を短くしてコードを読みやすくするために、三項演算子を使用することができます。

例:

let result;
if (x > 0) {
    result = 'Positive';
} else {
    result = 'Non-positive';
}

を次のように書き換えることができます。

const result = x > 0 ? 'Positive' : 'Non-positive';

switch文の書き換え

switch文は、特定の値に応じて異なる処理を行う場合に便利ですが、長いリストや多くの条件を持つ場合には冗長になりがちです。次の方法を使ってswitch文をより効率的に書き換えることができます。

オブジェクトを使用する

switch文の代わりにオブジェクトを使用して条件に応じた処理を行う方法があります。

例:

switch (fruit) {
    case 'apple':
        console.log('Apple is red');
        break;
    case 'banana':
        console.log('Banana is yellow');
        break;
    default:
        console.log('Unknown fruit');
}

を次のように書き換えることができます。

const fruitColors = {
    apple: 'red',
    banana: 'yellow'
};

const color = fruitColors[fruit] || 'Unknown';
console.log(`Fruit is ${color}`);

まとめ

JavaScriptのif文とswitch文は、コードを複雑にする可能性があります。
しかし、論理演算子や三項演算子を使用することでif文をよりシンプルに、オブジェクトを使用することでswitch文をより効率的に書き換えることができます。
これにより、コードの読みやすさや保守性を向上させることができます。

これらのテクニックを活用して、より洗練されたJavaScriptコードを書いてみてください。

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