JavaScriptには、URI (Uniform Resource Identifier) をデコードするための便利な関数が用意されています。その中でも、decodeURI()
関数は特にURIをデコードするのに役立ちます。この記事では、decodeURI()
関数の使い方と実際の例について説明します。
目次
decodeURI()
関数とは
decodeURI()
関数は、エンコードされたURI (Uniform Resource Identifier) をデコードします。URI内のエンコードされた文字列(%エンコードされた文字列)を元の文字列に戻します。
decodeURI()
関数の使い方
decodeURI()
関数は以下のように使います。
decodeURI(encodedURI)
ここで、encodedURI
はデコードしたいエンコードされたURIです。
decodeURI()
関数の例
- エンコードされたURIをデコードする例:
console.log(decodeURI('https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC')); // https://ja.wikipedia.org/wiki/日本
console.log(decodeURI('https://www.example.com/search?q=%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0')); // https://www.example.com/search?q=バッグ
- エンコードされていないURIには影響を与えない例:
console.log(decodeURI('https://www.example.com')); // https://www.example.com
console.log(decodeURI('https://example.com/page')); // https://example.com/page
decodeURI()
関数の注意点
decodeURI()
関数は、URI内のエンコードされた文字列をデコードしますが、URI全体をデコードするわけではありません。URI全体をデコードするにはdecodeURIComponent()
関数を使用してください。decodeURI()
関数は、与えられた文字列が正しいURIであると仮定してデコードを行います。不正なURIの場合、不正な文字列が返される可能性があります。
まとめ
JavaScriptのdecodeURI()
関数は、エンコードされたURIをデコードするのに便利な関数です。URI内のエンコードされた文字列を元の文字列に戻すことができます。
この記事を参考にして、decodeURI()
関数を使ったコードを書いてみてください。