【Java】StringBufferクラスのsetCharAt()メソッド


Javaのプログラミングにおいて、文字列を操作する際に特に重要な機能の一つが、文字列内の特定の文字を置換することです。この機能を実現するために、JavaのStringBufferクラスにはsetCharAt()メソッドが用意されています。ここでは、このメソッドの詳細について解説します。

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setCharAt()メソッドとは

setCharAt()メソッドは、StringBufferオブジェクト内の指定された位置にある文字を置換するためのメソッドです。つまり、文字列の特定の位置にある文字を変更することができます。このメソッドは、次のシグネチャで定義されています:

public void setCharAt(int index, char ch)
  • index パラメータは、置換したい文字の位置を示します。この位置は0から始まるインデックスで表されます。
  • ch パラメータは、指定された位置に挿入する新しい文字を指定します。

setCharAt()メソッドの使用例

以下の例では、setCharAt()メソッドを使用して、文字列内の文字を置換しています:

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        StringBuffer sb = new StringBuffer("Hello");
        System.out.println("Before: " + sb);
        
        sb.setCharAt(1, 'i');
        System.out.println("After: " + sb);
    }
}

この例では、”Hello”の1番目の文字 ‘e’ を ‘i’ に置換しています。その結果、”Hillo”という文字列が出力されます。

setCharAt()メソッドの注意点

setCharAt()メソッドを利用する際には、文字列の長さが変わらないことに留意する必要があります。新しい文字が以前の文字よりも大きい場合は、文字列の長さは変わらず、古い文字が新しい文字で置き換えられます。

まとめ

setCharAt()メソッドは、JavaのStringBufferクラスにおいて文字列の特定の位置にある文字を置換するための重要な機能です。適切に利用することで、文字列の操作を効率的に行うことができます。

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