【Java】Stringクラスのformat()メソッドの使い方と例

Javaのプログラムで文字列を整形する場合、特定のフォーマットに従って文字列を生成する必要があります。このような場面で便利なのが、JavaのStringクラスのformat()メソッドです。

この記事では、format()メソッドの使い方と例を解説します。

目次

format()メソッドとは

JavaのStringクラスに含まれるformat()メソッドは、指定されたフォーマットに従って文字列を生成します。このメソッドは、C言語のprintf関数と同様のフォーマット指定子を使用して、文字列内に値を埋め込むことができます。

format()メソッドの構文

public static String format(String format, Object... args)

format()メソッドは、フォーマット文字列と可変長引数を受け取り、指定されたフォーマットに従って生成された文字列を返します。フォーマット文字列内には、%記号で始まるフォーマット指定子を使用して、引数を埋め込むことができます。

format()メソッドの使用例

以下に、format()メソッドの使用例を示します。

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        String name = "John";
        int age = 30;
        double height = 175.5;
        
        // フォーマット文字列を使用して文字列を生成する
        String result = String.format("Name: %s, Age: %d, Height: %.1f", name, age, height);
        System.out.println("Result: " + result);
    }
}

上記の例では、nameageheightという変数の値を指定したフォーマットに従って文字列に埋め込み、format()メソッドを使用して新しい文字列を生成しています。

format()メソッドの注意点

  • format()メソッドのフォーマット文字列内のフォーマット指定子は、引数の順序と一致している必要があります。また、指定子の数と引数の数が一致していることも確認する必要があります。
  • フォーマット文字列内の%記号を表示したい場合は、%%と記述することでエスケープします。

結論

JavaのStringクラスのformat()メソッドは、指定されたフォーマットに従って文字列を生成するための便利なメソッドです。フォーマット指定子を使用して値を埋め込むことで、柔軟に文字列を整形することができます。

これで、JavaのStringクラスのformat()メソッドについての基本的な理解が得られたはずです。

目次