【5分でわかる】Pythonのデータの型の変換方法を解説

pythonデータ型の変換方法
目次

Pythonのデータの型の変換方法を解説

Pythonにはさまざまなデータの型がありますが、それらを必要に応じて変えることができます。
この記事では、Pythonでのデータの型の変換方法について詳しく解説します。

1. 数値型の変換

Pythonでは整数型(int)、浮動小数点数型(float)、複素数型(complex)などの数値型があります。
これらのデータ型同士の変換は簡単です。

整数型から浮動小数点数型へのデータの変換

integer_value = 10
float_value = float(integer_value)  # 整数型を浮動小数点数型に変換
print(float_value)  # Output: 10.0

浮動小数点数型から整数型へのデータの変換

float_value = 10.5
integer_value = int(float_value)  # 浮動小数点数型を整数型に変換
print(integer_value)  # Output: 10

文字列型から数値型へのデータの変換

string_value = "25"
integer_value = int(string_value)  # 文字列型を整数型に変換
float_value = float(string_value)  # 文字列型を浮動小数点数型に変換
print(integer_value)  # Output: 25
print(float_value)  # Output: 25.0

2. 文字列型のデータの変換

Pythonでは、文字列型(str)と他のデータ型の相互変換が頻繁に行われます。

数値型から文字列型へのデータの変換

integer_value = 10
float_value = 10.5
string_from_int = str(integer_value)  # 整数型を文字列型に変換
string_from_float = str(float_value)  # 浮動小数点数型を文字列型に変換
print(string_from_int)  # Output: '10'
print(string_from_float)  # Output: '10.5'

3. リスト、タプル、セットのデータの変換

Pythonでは、リスト(list)、タプル(tuple)、セット(set)などのコレクション型も可能です。

リストからタプルへのデータの変換

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
my_tuple = tuple(my_list)  # リストをタプルに変換
print(my_tuple)  # Output: (1, 2, 3, 4, 5)

セットからリストへのデータの変換

my_set = {1, 2, 3, 4, 5}
my_list = list(my_set)  # セットをリストに変換
print(my_list)  # Output: [1, 2, 3, 4, 5]

4. 辞書型のデータの変換

辞書型(dictionary)も他のデータの型に変換できます。

辞書型からリストへのデータの変換

my_dict = {'a': 1, 'b': 2, 'c': 3}
key_list = list(my_dict.keys())  # 辞書型のキーをリストに変換
value_list = list(my_dict.values())  # 辞書型の値をリストに変換
print(key_list)  # Output: ['a', 'b', 'c']
print(value_list)  # Output: [1, 2, 3]

結論

Pythonでは、さまざまなデータの型の相互変換が可能です。
これにより、プログラムの柔軟性が向上し、データの処理効率が向上します。
必要に応じて、適切な型変換を使って、データを扱いやすい形式に変換しましょう。

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