C言語:基本概念とは?

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基本概念

プログラミングを始める際に、C言語の基本概念を理解することは重要です。これらの概念は、プログラムを書くための土台となります。まずは、その基本的な要素を見ていきましょう。

1. 変数とデータ型

プログラムはデータを操作するものです。そのためには、データを保存するための「変数」と、その変数がどの種類のデータを保持するかを示す「データ型」が必要です。例えば、整数を扱う場合はint、小数点数を扱う場合はfloatdouble、テキストを扱う場合はcharstringなどがあります。

2. 演算子

数学で使う計算記号のようなものです。足し算や引き算、掛け算や割り算などの基本的な算術演算子から、条件分岐や比較などを行う論理演算子まで様々あります。これらを使って変数同士を計算したり、条件によってプログラムの流れを変えたりします。

3. 制御構造

プログラムの流れを制御するための仕組みです。例えば、ある条件が成り立つ場合に特定の処理をする「if文」や、同じ処理を繰り返し行う「forループ」や「whileループ」があります。これらを使うことで、特定の条件に合わせてプログラムが振る舞いを変えたり、同じ作業を繰り返すことができます。

これらの基本概念を理解することで、C言語のプログラムを書く基礎が身につきます。例えば、変数に数値を入れて足し算をする、条件によって違うメッセージを表示する、ある作業を何度も繰り返す、といったことができるようになります。

プログラミングは実践で学ぶもの。例えば、「1から10までの数を足した結果を表示する」というプログラムを作ってみましょう。変数とループを使って、計算して表示する流れを作ります。エラーが出ても構いません。エラーから学ぶことができるのです。

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